2001年「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.96)
4月30日(月)6時 アプラ(グアム)入港 23時 出港   ドレスコード:カジュアル

 グアムは1521年にマゼランが世界一周航海の途中上陸して以来、長くスペインの統治下にあったが、1898年にアメリカ領となり、1950年にアメリカ準州となった。
 総人口はおよそ14万人で、首都はアガニャ。
 飛鳥は、島の西部中央に位置するアプラ港に入港、接岸した。

 午前6時25分起床。上陸日で朝のストレッチもないのに・・・。
 グアムへの入国はこのクルーズ初の、出入国管理官による対面審査を受けねばならない。
 6時15分より最上階の乗客から(10階のNさんは5時起き)始めるとのことで、船内放送に従って順次グランドホールへ。
 入り口で、これまで預けっぱなしのパスポートを受け取り、対面審査を終えて出口でまた預ける。と言う事は、出国時は従来どおり船側でまとめて代行してくれる?
 これまで世界中で歓迎かつ優遇されてきたのに、最後の寄港地で同盟国アメリカからこんな扱いを受けるとは・・・。

<オプショナルツアー>
 サブマリン観光 132ドル
 9時50分、迎えの専用バスで出発し、10分ほどで船乗り場に到着。
 シャトルボートでアプラ湾内に停泊中のサブマリン(レジャー用潜水艇)へ。=写真=


 アトランティス号(48人乗り)以前ハワイで乗ったのも同じ名だったような?

 最大深度30m、潜水時間40分ほどの海中散策で、サンゴや熱帯魚を丸窓越しに眺める趣向。 途中ダイバーが現れ、彼等がまく餌に群がる大小の魚たちが壮観。
 同乗した日本の新婚?カップル、男性の方が船酔いで女性に介抱されているのが微笑ましいやら情けないやら。
 浮上して再びシャトルボートに乗り移り、停泊中の飛鳥を遠くに見ながら帰路に着く。
 12時10分、岸壁着。=写真=


  サブマリンツアーの専用バスをバックに     =島内英佑氏撮影= 

<昼食>
 リド・カフェで、洋食バイキング(カレーライスほか)。デザートはケーキ。

<シャトルバス>
 岸壁〜DFSギャラリア(デューティーフリーショッパーズ)
 13時30分の便に乗り、西海岸の風景を眺めながら所要30分ほどの行き先は、ショッピング・ホテル街の中ほどにある買い物スポット。
 世界中のブランド品とグアムの特産品を集めた広大な店内を一通り見て歩く。店内は見慣れた飛鳥の乗客と、一般の日本人観光客がほとんど。乗客の中には "○○ブランドのバッグを*個頼まれた" 等と言って買い物に精を出している人もいるが、私たちには買いたい物は何も無い。
 結局、グアムの記念品に「ドリームキャッチャー」(2千円でおつり1.63ドル)、みやげに「鍋つかみ」3個(27ドルをVISAカードで)を買っただけ。
 帰船して部屋でひと休み後、
 日課のジョギングは、猛暑(気温は30℃だがデッキの温度計は37℃を示す)の中12周する。4月デッキ走の累計は314周(23日)。
 かみさんの散歩は休み。
 グアム島の夕日は、雲に邪魔されることなく水平線に没した。=写真=



<夕食>
 和風(鴨鍋ほか)で、いつものゲストシェフの和菓子が出る。
 上陸日はエンターテイメントがないので、夜のアプラ港に停泊中の飛鳥=写真=




デッキから、隣の中国漁船が盛んにマグロの水揚げをしている光景を眺める。=写真=
 



 しばらくして、朝のストレッチで顔見知りのおじさん二人が、その大きなマグロを抱えてタラップを登ってくるのを目撃したが、こんな物を買い込んで、いったいどうするつもりなのだろうか。明日、朝会ったら聞いてみよう。
 予定どおり、船がこのクルーズ最後の岸壁を離れるところを見届けて、
 23時10分就寝。

<余談>@
 船長の話しでは我々が下船後、アメリカ沿岸警備隊の検査があり、乗組員の錬度はエクセレント、ハードの面でも問題なしだったとのこと。
 アメリカ国内法に従っての事だろうが、まったくおおきなお世話だ!
 また、アメリカ公衆衛生局の検査を予定して長時間準備してきたが、こちらの検査官の訪船は無かったよし。が、その事前の指示でプール・ジャグジーの使用を禁止し、大浴場の塩素濃度には、日本のそれより高い自国の基準を義務付け、リド・カフェの食事の内容、盛り付けにまで口を出すとは!いったい何様のつもりなのか!
 「自分だけが正しい」というその考え方が、今や世界中から嫌われるのだ!ちょっと言い過ぎ?

<余談>A
 クルーズ半ばのマナウスで、病気の奥さんに付き添って無念の下船をした、向かいの部屋のKiさんが、今日予定どおり無事に再乗船した。(No.62<余談>参照)
 明日から三日間、荷物整理の為だけの乗船だが、少しでも楽しんでほしい。
 奥さんは快方に向かっているとのことで、なにより。

<余談>B
 ここグアムから横浜までの区間乗船客の名簿が配られたので、見ると女性が二人。
 ちなみに、パペーテ(タヒチ島)から横浜までの区間乗船客もいて、やはり女性が二人。
 たぶん、行きは飛行機で島を訪れ、帰りはのんびり船で、と言う事なのだろう。そんな船旅の楽しみ方もあるのだ!柔軟な発想の女性旅人に脱帽!

No.96