2001年「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.92)

4月26日(木)終日航海 正午位置:グアム島へ2,850Km ドレスコード:カジュアル
午前0時45分 6回目の赤道通過(東経170度02分)

赤道通過証明書(No.17参照)の付属書 第5回は乗船していない(ガラパゴス)
午前7時25分起床。
時差調整(実質22回目、日本との時差はプラス2時間、残りあと2回で同時刻になる)があり、時計を一時間戻す。
日付変更線を越え赤道を通過して、いよいよ太平洋戦争激戦の海域に近づいてきたので、朝のストレッチに行く前に、誰もいない船尾に立って一人だけの慰霊祭をする。
青い海にふた筋、白く続く航跡と左上に輝く太陽に向かって般若心経を唱える。
"願わくば、先の大戦でこの海に没した人々の霊安らかなれ"と。
今のこの平和と幸せは、悲惨な歴史の基にあることを思い、英霊に感謝あるのみ。
短歌一首
くに
「日本を目指し 続く航跡その底に 沈む御霊よ 何処に迷う」蘇山
朝食後の海に、久し振りにトビウオが飛ぶのを見る。
<タヒチアンダンス教室A>=午前=
初回に続き、かみさんと二人で参加。
<昼食>
和定食(にゅうめんと筍ごはん)、デザートはリンゴシャーベット。
<囲碁大会>三日目
最終第5局は、同じ3勝1敗のOさんとの黒番六子局で、白の包囲網を必死で破って26目勝ちし、4勝1敗で終了。
全対局が終わってみれば全勝は無く、4勝1敗がなんと六人。スイス方式とやらで、それぞれが勝った相手の勝利数の和でポイント計算の結果、私が唯一負けたHaさんが優勝、私は四位に。優勝者との直接対局には勝ったが二位となった鎌倉のIさん(医学博士)は、とても残念そう。
16時より閉会式。=写真=

昼間自分で調達した賞品の、飛鳥Tシャツ(3千円)を獲得し(ほかに参加賞として800円の飛鳥ハンカチ)、参加費2千円の元は取れた。
この間、例のダンス発表会があり、見に行ったかみさん曰く"それなりに上手に踊っていた"と。その後かみさんは、ビスタ・ラウンジでひとりお茶していたらしい。
囲碁大会が無事に済んで、夕方のデッキ走はやや波が立ってピッチングする中ジョギングペースで15周。かみさんの散歩は12周。
夕日はやはり雲隠れだが、水平線側が光る三日月と傍らの金星が美しい。
<夕食>
洋風(メインは骨付き仔羊肉)、いつものビールとジンジャエール。
<エンターテイメント>
今夜は古今亭志ん弥の本業、古典落語を楽しむ。
演目は廓噺の「五人廻し」で、初耳だし公開の席では聞けない噺かな?
<夜のおしゃべりタイム>C
22時からビスタ・ラウンジで、飛鳥スタッフの本音にせまる夜話シリーズの最終回があり、今夜は機関士二人が登場。いつも表に出るのは機関長で、裏方の若い二人に司会の"さくら"が直撃インタビューするのを、グアム島までのおすすめカクテル「バナナ・チ・チ」を飲みながら聞く。
今夜もかみさんと一緒だが、終わってからは、一人スカイ・デッキに出て星を見る。
23時35分就寝。
<クルーズ雑学>
海はなぜ青く見える?
太陽光線が海中に入ると、青以外の色は吸収されてしまうが、青い光だけが海水中に浮遊する微粒子に当たって跳ね返るため、青く見える。
植物プランクトンが多い海岸近くでは、その黄色い粒子と海の青とが交じり合い、エメラルドグリーンに見えると考えられている。
No.92
