2001年「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.88)

4月21日(土)8時 アピア 入港 21時 出港 ドレスコード:カジュアル
サモアは九つの島からなり、ドイツ、ニュージーランドの支配を経て、1962年に「西サモア」として独立した。1997年に「サモア独立国」と国名を変え、総人口はおよそ17万人。
アピアはその首都で、ウポル島の北部中央に位置し人口はおよそ4万人。
午前6時20分起床。
左舷水平線からの日の出を見る。
8時、アピア港の岸壁には、地元の小学生が日の丸の小旗を振って並び、楽隊の演奏で大歓迎。日本の大型客船の初入港を祝うムードが一杯。
タラップを降りる乗客全員に、様々なデザインの首飾りのプレゼントはモンバサ以来か。
この子供たちへの贈り物として、全乗客がはるばる日本からこの日のために一人一品を用意してきた、はず!。私は世界地図のジグソーパズル、かみさんは文房具一式をすでに船側に渡してある。夕方からの「地元交流会」で贈呈されるのだろう。
<オプショナルツアー>
島内半日観光 75ドル
ウポル島を北から南へ横断して、同じ道を帰るコース。
9時00分、岸壁より旧式な中型バス6台に分乗して出発。
現地の英語ガイドと、親善の意味もあってかサモア大学の学生二人が同乗。
★ムリヌッウ半島
アピアの西に突き出した半島の先端まで行き下車。=写真=
純サモア式の旧国会議事堂と、ドーム型の現国会議事堂を見学する。こちらはガラス張りで外から議場の様子が窺えるのがなんとも開放的。政治もガラス張り?

昔懐かしいボンネットバス TOYOTAのマークとプレゼントの首飾りに注目
アピアに戻り、20Kmほどの横断道路を南へ。
バスはサモアの人々が普段利用しているもので、窓枠はあれど窓ガラスは無くスコールの時はビニールシートを下げてしのぐ。椅子は木製でクッションは無い。=写真=

★スティーブンソン記念博物館
肺結核を患い、晩年の五年間をこの島で過ごした、イギリスの作家ロバート・ルイス・スティーブンソン(1850−1894:作品は宝島、ジキル博士とハイド氏など)の没後100年を記念して1994年に開館した博物館。
実際に使われていた当時と近い状態で復元された各部屋に、ゆかりの品々が展示されている。 =撮影禁止=
★ティアビ滝
途中下車して、サモア最大と称する高さ約100mの滝を遠望する。=写真=

日本でもよく見る風景だが、周囲の濃い緑はさすが南国
★シナレイリーフリゾート
サモアでは数少ないプライベートビーチ=写真=を持つホテルに到着。

ソフトドリンクのサービスがあると言うので、何かと思ったら紙パックのジュースだった。
のどかなサモアの海を眺めてしばし休憩。
来た道を戻り、12時30分、岸壁に帰り着く。
<昼食>
和定食(そうめんと山菜ごはん)、甘味は昔懐かしい鹿の子。
午後は、ひと休み後ハガキ3枚を仕上げて投函し、囲碁大会の準備をする。
<地元交流会>
港からバスで15分ほどの所にある国立サモア大学の構内で、地元の人々との交流会があるので出掛ける。
16時30分より
★アヴァ(カヴァ)の儀式(来訪者を正式に歓迎するサモアの伝統儀式)=写真=

右から二人目は挨拶に立った女性の教育大臣 飛鳥側は左から正客の船長ほか二人
アヴァとはコショウ科の草木で、その根を乾燥させて砕き、タノアと呼ばれる木鉢の中で水と混ぜて作る飲み物で、これを複雑な作法で飲み交わす。
犠牲者?の船長曰く"あまり気持ちの良い飲み物ではないが、日本のウコンよりも飲みやすかった。今のところ腹も壊さず無事である。"
★子供たち、男女大学生の踊り披露
★地元ウム料理(熱した石を使って、子豚、タロイモ、バナナなどを蒸し焼きにする)の実演、試食。=写真= 私はタロイモを少々。地元の人には、飛鳥製日本料理の試食。

★飛鳥スタッフのリードで、太鼓を叩いて日本の盆踊り。例のイカ踊りには参加する。
★日が暮れて、サモアン・ファイアーダンスの披露
2,000円を現地通貨40ターラに両替し、土産コーナーでパレオと人形を買い求める。
18時30分、お開き。
岸壁に戻り、露店でタノア(木鉢)のミニチュアを見つけ、記念に15ドルで購入、持参した1,000ドルの現金が残り1ドルとなる。
<夕食>
和風(マナカツオ塩焼き、カニつめ天ぷらなど)
一回制で勝手が違い、いつもと違う席で同席も初のS夫妻(ダンスに熱中)。
<アピア出港>
朝とは打って変って人影まばらな岸壁から船が離れるのを、プロムナードデッキから見届けて、いつもの様にリド・デッキに移動、遠ざかるアピアの街と島影を見る。
さようならアピア!これで寄港地もあとひとつを残すだけ。
10デッキに上がり下を見ると、いつの間にかジャグジーに二人の女性が水着で入り、同じ光景を見ている。フィットネスセンターには、今夜もダンスの練習に打ち込む人々の姿があり、この船には色々な人がいて、それぞれの楽しみ方をしていると今更ながら感心する。
さらにスカイ・デッキに上がって、中央に仰向けに大の字になり、私の楽しみ方で満天の星を見る。これぞ船旅の醍醐味。
さて帰ろうと立ち上がると、背後に人の気配!ウムこんな時刻に?軽く会釈したが応答なし。なんだか妙な気分で早々にその場を立ち去る。
23時10分就寝。
No.88
