2001年「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.72)

4月5日(木)終日航海 正午位置:ペルー沖      ドレスコード:インフォーマル

 今日からいよいよ、南米大陸を離れ、ひたすら西へ南太平洋を横断する航海が始まった。
 当面は、このクルーズで三番目に長い、連続五日間のイースター島への航海だが、赤道を越えて北太平洋に入る4月26日まで、全体で約三週間の大航海である。

 初日からしっかりと海の歓迎を受けたのは、南大西洋横断航海の時と同じ。さすが波高き太平洋、白波が立ちうねりが有って船は大きくピッチングする。
 ツアーの疲れも無く、かみさんと朝のストレッチ(指圧主体)に出かけ、朝食(洋食バイキングで菜食)後に海を眺めて一日が始まるいつもの生活に戻った。
 トビウオが飛び、まだまだ陸が近いので海鳥がハンティングをする海は水深4,000m、その色は一段と濃い。
 今日は、初の"ローアクティビティーデー"で催し物が少なめとのこと。

<講演>=午前=
 荒俣 宏No.66参照)
  「南太平洋の不思議」
 ガラパゴス諸島やイースター島など、絶海の島々の自然と地球の変化の話し。
 古代の船を復元したコンチキ号で、太平洋の島々の文化伝承経路を調べる為に、ペルーからポリネシアへ(今の飛鳥のコース)渡る漂流実験をした人の話なども・・・。

<昼食>
 リド・デッキで焼魚定食。私はサンマ、かみさんはアジを選ぶ。デッキ恒例の氷あずき。

<卓球同好会>
 といっても、かみさんと二人だけで75分。クルーズ72日目で、フォアー打ち連続往復72回を達成した。最終100日目までに連続100回達成を目指す。

<シアター>
 映画「男はつらいよ・拝啓車寅次郎様」シリーズ第47作/1994年/103分
 見終わったら、珍しく松竹の宣伝映像がながれ、"鎌倉シネマワールドへ行こう"と言っている。"オイオイ、もう閉めてしまって無いよ"と思ったが、映画と同じ94年当時のことと納得。
 その鎌倉シネマワールドへ最初で最後にかみさんと行ったのが96年8月6日で、帰宅したら「俳優・渥美清さん肺ガンの為4日に死去」の報を聞いたことなど思い出す。
 デッキ走は五日間も休み、今日が四月の初日で身体が重かったが13周。

<夕食>
 洋風(メインは牛フィレ肉ステーキ)なのにそうめんが出る。私は相も変わらずビール、かみさんは最近お気に入りのジンジャーエール。

<エンターテイメント>
 アラン・ギャンペル「クラシックピアノリサイタル」
 ロイヤル・フィルハーモニーオーケストラとの競演をはじめ、世界を舞台に活躍するクラシックピアニストが、難曲で知られるリストの曲を中心に演奏した。
 久しぶりのネクタイなので、ダンスはせず部屋に引き上げる。
 明日は二人の33回目の結婚記念日だが、船側から何の音沙汰も無い

No.72