2001年「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.67)

3月31日(土)8時〜パナマ運河〜17時/24時出港 ドレスコード:カジュアル
3月最後の日はパナマ運河通過で、船内はノーアクティビティーデー。
それもその筈で、飛鳥が運河を通ることそのものが今日の最大のイベント。
6:30 クリストバル港にて運河のパイロット、審査官が乗船
7:15 起床。霧雨が降るあいにくの天気だが、晴天酷暑よりましか
8:00 船首カメラ映像の録画開始
8:05 朝食 8階で洋食バイキング(菜食)
9:00 最初の閘門に入る
10:20 三段上昇して=写真=ガトゥン湖へ(録画は二時間余り中断)

船尾からみた閘門(正面クリストバル港)後ろに余裕があるので三隻の小船同伴
かみさん、発疹を診てもらいに診療所へ 女性の同類が6人居たとのこと
12:00 正午の位置をTVの専用Ch(航路図)で見て「クルーズ日誌」に記録
北緯9度7分 西経79度47分
曇り 気温26.5℃ 水温29℃ 湿度の発表はないが、蒸し暑い!
12:05 昼食 リド・デッキでうなぎの蒲焼(スルリと通峡のげんかつぎ食?)
デザートは白玉、暑い日恒例の氷あずき
13:10 分水嶺を掘削した難工事場所「ゲイラード水路」=写真=に接近
ゲイラードは工事責任者(大佐)の名 水路幅は500フィート(約150m)
14:20 ガトゥン湖端に達し、下降の閘門に入る(ここは一段のみ)
15:50 ミラフローレス湖端に達し、下降の閘門に入る(ここは二段)=写真=

二段目(最終段)の閘門 水位を下げ正面の太平洋と同じになったら水門が開く
プロムナードデッキは見物人が多く、さすがに走れないので10周歩く
3月デッキ走の累計:310周(24日)
17:00 バルボア港に接岸 岸壁には露店が並ぶ
船首カメラ映像の録画終了
17:15 ツアー出かけるので、1回目の夕食へ
洋風(牛舌、若鶏ワイン煮込み他)ビール(小)2&ジンジャーエール
<オプショナルツアー>
ガラパゴス4泊5日の旅(全食事付)2,980ドル
19:45 バルボア港で下船し、バスで出発(カイヤオまで飛鳥を離れることに)
20:30 パナマシティー国際空港着
23:10 コンチネンタル航空/CO797便にてグアヤキル(エクアドル)へ
<飛鳥ダニ騒動>
かみさんに発疹が出たのと同じ頃、船内で同じ症状の人が多発、ダニが原因との風説。
かみさんは持参のかゆみ止めをすぐ使い、掻き崩さなかったのが良かったのだろう、症状は軽い方で、相当ひどくやられた人もいるらしい。何故か男性より女性に被害者が多く、内股辺りがひどいので、エッチなダニだ!と噂していたとか。
船側も、ボカダバレリア上陸や木彫りの民芸品持込等によるダニ類が原因と認め、診察を受けた人の客室を殺虫スプレーで消毒を始めたとのこと。
我が部屋は、ツアーに出ている間に消毒する様、レセプションに依頼した。
<後日談>
4月2日に部屋を消毒。その後、お隣のHさん発症。我が家のダニが隣に逃げた?
船内一斉に消毒せねば意味が無いと、船側では急遽日本から消毒薬を取り寄せる手配をしたとのこと。
日本が誇る豪華客船「飛鳥」がアマゾン・ダニの巣窟と化してしまった。
その後も、船側の対応に不満の乗客から、診療費返還要求が出るなどゴタゴタが続いた。
<クルーズ雑学>
パナマックスとは、パナマ運河を通過出来る最大船型のことで、数値は以下のとおり。
閘門の大きさは、幅33.52m×長さ304.8m。(パナマックスへのリンクは編者による)
従ってそこに納まる最大船型は、余裕をみて、幅32.3m×長さ296.5m。
片側わずか61Cmだが、船はワイヤ・ロープで4台の電気機関車(日本製)に固定し、牽引するので問題はない。近年、客船の大型化が進み、パナマックスを超える船が建造されるが、彼女らは生涯パナマ運河を通ることは無く、カリブ海クルーズ等に使用される。
もっとも、第二パナマ運河(パナマ、アメリカ、そして日本の間で検討中)が建設されれば話は別だが・・・。
No.67
