2001年「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.61)

3月25日(日)終日航海 正午位置:南米ギアナ沖   ドレスコード:インフォーマル

 長かったブラジルの旅を終え、久し振りにトビウオが飛ぶ青い海での終日航海。北大西洋の貿易風帯に入り、ややうねりもあって船が揺れだした。かみさんは船の揺れにはすっかり慣れたが、喉が痛いと常備薬を飲む。
 次の寄港地、ブリッジタウンとの時差調整(15回目だが実質は13回目:日本との時差は13時間)で、午前7時40分起床でも朝のストレッチへ(かみさんは自重して休み)。
午前のイベントは、そのブリッジタウン寄港地紹介のみ。

<昼食>
 かみさんが熱心に取り組んだマラライペイント同好会が今日で終わり、指導のO夫人とその旦那(こちらは合唱同好会の指導者)と四人で、メニューは五目中華そばとちまき、デザートはアマゾン産フルーツ「クプアス」のシャーベット。
午後は、ピンポンオープンに一人で参加後、

<ドナルド・キーン先生とオペラを楽しむ集い>へ
  グランドホールで、先生お気に入りのオペラ音楽を持参のレコードで聞き(マリア・カラスほか)、それにまつわる話を先生が熱く語るのに耳を傾ける。この間、かみさんは飛鳥のシェフが教える「パスタ料理教室」へ。

 久しぶりの囲碁対局は黒番互い先、七子局共に中押し負け。
夕方のデッキ走は、雨で二日続きの休み。フィットネスセンターでエアロバイクを漕ぐ。

<夕食>
和食で、上質の和紙に書かれた献立有り。<下記>



<エンターテイメント>
 飛鳥オーケストラによるクラシカルコンサートで、モーツアルト、ヨハンシュトラウス、ガーシュインほか聞き覚えのある名曲を聞いた後、
ネクタイ締めてダンスも嫌で、ましてパートナーは不調だし、かといって寝るには早く、一人で夜の船内探訪に出る。
 11階スカイ・デッキで虫の音にまず驚き、おばさんが後から一人で出て来たのにも・・。
 10階パノラマ・デッキでも虫の声、近づいて行くと鳴き止んだ。そしてバッタ発見!
 10階左舷のレスト・コーナーでは、一組みの男女が差し向かいで花札遊び。
 8階リド・デッキからリド・カフェ内を覗くと、数人が夜食の席に着き、ドナルド・キーンおじさんが丁度入って来たところ。後でメニューを見たら山菜そばで、どうも昼間のオペラと結びつかない。
 8階右舷Eメールコーナーの奥で、これまで入ったことのないコンパスルームに初めて足を踏み入れる。16人収容のこじんまりとした部屋で、壁に油絵が三枚。
 6階グランドホールでは数組が踊り、常連のおばさん三人組、今夜は何故かひとりだけ。
 6階シアターは映画が終って静まりかえり、隣のセルフランドリーに人影なし。
 5階、4階の中央部分はクルーのスペースの為、これまで行く事はなかったのだが、今夜初めて人の出入を見る。
 22時45分就寝。

<蛇足>
 昨日の地震の影響地域から乗船の客が20数人。郵船クルーズ東京本社から留守宅に連絡を取って、全世帯の無事が確認された、と船長の話し。

No.61