2001年
「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.38)
3月2日(金)終日航海 正午位置:南大西洋(W35.20) ドレスコード:フォーマル
午前3時に起き出して、南の水平線高く直立した南十字星を初めて見る。今日も時差調整
(通算11回目)で、船内時計はすでに調整されていた。
二度寝して調整後の午前6時25分起床。朝のストレッチ。
空は晴れ、海はこれ以上望めない穏やかさ。今日も海鳥の小さいのが船と行動を共にした
が、昼過ぎには去って行った。
正午位置の南緯36度25分が今度のクルーズの最南端となった(後日船長談)。
<エンジンルーム見学会>
機関室は狭いので、見学は1グループ20名の定員制。早目に並んで整理券の配布を待つ。
私の後ろのおじさん"定員を超えたら次回の優先権をよこせ"とわめいている。
やがて配布が始まったら、一人のおばさんが列の横を通って歩み寄り、何食わぬ顔で整理券
を受け取るシーンを目撃。飛鳥の乗客も十人十色、紳士淑女ばかりではない。
華やかな上の世界に居ると忘れがちな、縁の下は熱気と騒音で大変。船にとって命の綱、2
基のエンジンにそれぞれ愛称をつけて見守る機関部乗組員。それに応え昼も夜も働き続けるエ
ンジンはエライ!終日航海もあと二日、ガンバレ!。
<寄港地紹介>
南大西洋横断航海の終着ブエノスアイレスと、その次の寄港地ブラジル・リオデジャネイロ
の紹介があり、そろそろ陸地の恋しい?乗客が大勢集まる。
<昼食>
山菜そばと炊き込みご飯に、雪見大福つき。同席の青森の人とねぶたを話題に。
午後は、参加したいイベントもないので、卓球同好会、ひとりだけのピアノ同好会(忘れて
いた部分を突然思い出す)、映画「大統領の陰謀」等で過ごし、夕方はいつもの日課で、気象
条件は最高なのに何故か身体が重くゆっくりペースで12周。後の歩きは裸足で。
<正餐>=
メニューは下記=
クルーズ三度目の正餐。前回と同様、食事の前にレセプションホールに食前酒が用意されて
いるので、早めに出かける。グラス片手に、増えた顔見知りと談笑も様になってきた。

金原亭馬の助師匠に出会ったので
=写真=を撮ってもらい、以前(2月22日)同席した
縁で、そのまま同じテーブルに着いて食事を共にした。

<エンターテイメント>
フォーマルナイトは「タンゴ・ビサロ・カンパニー」によるアルゼンチンタンゴ・ショーの
2回目。前回は船が揺れて、ハラハラしながら見ていたが、今夜は情熱あふれるアルゼンチン
タンゴの世界を満喫した。
<南半球の月>
ショーの後、かみさんと左舷デッキに出て今日2度目の南十字星と、右舷側(北側)に輝く
月を見る。日没の西は左側になり、月齢「5」ほどの月は左側が光っていて、日本とは正反
対、南半球に居ることをあらためて実感した。
<CS放送復帰>
長らく受信不能だったCS放送が受信可能との船内放送があり、さっそく様子を見る。
Ch.1 一般番組
Ch.2 文字ニュース
<ペット>
ソニーの犬型ロボット「アイボ」をペット替りに連れて来ている夫婦が居て、6階の掲示板
前で遊ばせているのを見かけた。噂のとおりなかなか賢い。が、1体25万円はいかにも高
い。これからの高齢化社会に有望な商品ではあるが・・・。
No.38
