2001年 「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.23)

2月15日(木)飛鳥はモンバサ港に終日停泊       ドレスコード:カジュアル

<オプショナルツアー>
マサイ・マラ国立保護区2泊3日の旅:二日目
 この日は夜明け前の星空を見上げ、草原に昇る朝日に感動し、サファリカーで走り回って
たくさんの野生動物に出会い、沈む夕日をロッジから眺め、夜には満天の星と天の川を見る
という、終生忘れ得ぬ日となった。

 午前4時45分起床。睡眠薬のおかげで目覚めすっきり。
 ひっそりと寝静まった外にひとり出て星を見る。北の象徴「北斗七星」と南の象徴「南十
字星」を同時に見て、赤道直下南緯1度の地を実感する。少し先の繁みの辺りから、姿は見
えないが動物の低い鳴き声が聞こえてくる。

★早朝のサファリドライブ(2回目)
 ミルクをたっぷり入れた紅茶を飲んで、午前6時30分、朝食前の早朝ドライブに出発
し、デコボコ道を下ってしばらく走ったところで日の出を迎えた。昨日"アフリカゾウのシル
エットの向うに昇る朝日を見られたらいいね"と願ったとおりの情景だった。=写真=


 右端に滑走路の吹流しがかすかに見える。

 このドライブでは、樹上のワシ、アフリカスイギュウ、インパラ、尾をいつも振っている
トムソンガゼル、アリ塚の上に立っているコンゴニなどの動物に出会うことが出来た。

★マサイ村へのドライブ(3回目)
 当初、動物が活動しない日中はロッジでのんびり過ごす予定だったが、「マサイ村探訪」
を希望者のみ有料(ひとり20ドル)でとの話があり、14号車は六人全員が参加で即決し
た。われら二人と父娘コンビに単独の男・女がその運命共同体。ドライバーにチップ10ド
ルはずむ。結局、他のほとんどの車も参加することになり車列を組んで出発した。

 このドライブは目的地がはっきりしているので、途中動物には目もくれず悪路を飛ばし1
時間あまりでマサイ村に到着した。持参したカシオの腕時計型GPSで測定した位置は南緯
1度15分1秒、東経35度00分11秒、ロッジのほぼ北32.6Km。
 噂のとおり、牛糞と泥で作られた家が散在する集落の長老が迎えてくれた。=写真=


 マサイの人達は宗教的な理由から写真を撮られることを嫌うと聞いていたが、快く撮らせ
てくれた。が私の腕のGPSに目をつけ、ねだられたのには参った。ひたすら"NO"を繰り
返す。=写真=

マサイの村人

★夕刻のサファリドライブ(4回目)
 悪路の往復で疲れたが、ビールで喉をうるおし、バイキングの昼食をとって休養し、夕方
には今日三度目のドライブに出た。
 今回の新顔は、ダチョウ、キリン、シマウマ、ヌーなど。"ライオンは寝ている"の歌のと
おり、彼らはいつ見ても木陰を選んで寝ている。狩をする時以外は、無駄なエネルギーを使
わない草原での生きる知恵か?。=写真=

「ライオンは寝ている」

帰り際、ねぐらに向かうのかキリンの群れが目の前を悠然と歩いて行く姿が印象的だった。
=写真=


<ロッジの売店で>
 本場のサファリジャケットを63ドルで買う。かみさんは日本から持参した。フィルムを
切らしたので見たら、なんと「フジフィルム」があり、24枚撮りで4ドルに二度びっく
り。こんな地の果てで日本製品に会えるとは・・・。

No.23