2001年
「飛鳥」世界一周クルーズ 乗船記(No.14)

2月6日(火)終日航海 正午位置:インドコモリン岬沖 ドレスコード:カジュアル
昨夜は夜遊びで遅かったが、三日連続の時差調整に助けられて、朝のストレッチ体操に二人
で出かけた。時差調整が続くのは、船が真西に向かって順調に航海しているということ。シン
ガポールを出てから四日間、多少のうねりが有るものの海はずっと穏やかで、明日はいよいよ
上陸日。
今日は夕焼け雲がことのほか美しく、夕食後デッキに出て見た夜空に、オリオン座・大犬座
の星々、そして横浜では決して見ることの出来ない龍骨座のα星カノープスが輝く。
<講演>
石橋 正(古い船乗りで水産大学講師他歴任、現在は海事補佐人 野尻抱影に師事)
南の島々をめぐる話題
・セント・ヘレナ島(イギリス領):南大西洋北部の孤島。
ヨーロッパのアジア航路が喜望峰をまわる時代には、重要な補給港であったが、スエ
ズ運河開通でその価値は失われた。1815年この島に流され、21年この地で没し
たナポレオンによって知られる。
・トリスタン・ダ・クーニャ島(イギリス領):セント・ヘレナ島の南2,000Km余。
大陸から最も遠く離れている有人島。
・ブーベ島(ノルウエー領):喜望峰のはるか南の孤島。
大陸から最も遠く離れている無人の火山島。
・ファン・フェルナンデス諸島:チリのサンティアゴ沖650Km付近。
ダニエル・デフォーの「ロビンソン・クルーソー」の舞台となった島がある。
ただし、世の常で異説も有る。
<猪さんのリズムクラス>
ドラマー猪俣 猛のリズムクラスに出かける。ドラムに合わせて、手拍子・足のリズムの取
り方を練習。ダンスを長くやってリズム感は良い方と思っていたが、これがなかなか難しい。
<エンターテイメント>
今夜は、グランドホールでの
ロス・マイオ(世界の客船で活躍するオーストラリア人)の アコーディオン コンサートと、
昨夜懇親会のため聞き逃した、猪俣 猛ジャズカルテットのピアノラウンジでのコンサートを
ハシゴして音楽を堪能した。
<クルーズ雑学>
海の話しには、必ず出てくる(今日の講演でも出た)「七つの海」って?
地球の海は、太平洋、大西洋、インド洋の三大洋からなり、それ以外は大洋の付属海とされ
る。「七つの海」とは、太平洋と大西洋を南北に分けて、これにインド洋と北極海、南極海を
加えた七つの海洋を指していう。しかし一般的に「七つの海」と表現する時は、世界のすべて
の海という意味が込められている様に思う。
No.14